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第1回日本線維筋痛症学会
8月16日は第1回日本線維筋痛症学会の演題申し込みの締め切りでした。
日本線維筋痛症学会は今年学会になったばかりの新しい学会です。

日本リウマチ学会の中の線維筋痛症の部門で研究発表をしていた
医師たちが中心となって、2年前に線維筋痛症研究会を立ち上げ、
3年目にして学会に昇格してしまいました。

私がはじめて参加した頃の日本リウマチ学会の線維筋痛症部門は、
20,30人ほどの参加者がいるだけのこじんまりした集まりでした。
それが、数年で400人近い参加者が集まる学会になってしまいました。
線維筋痛症をとり巻く状況の変化の激しさを、いまさらながらに感じています。

さて、私はここ3年連続して研究の発表をしています。
しかし今年は、日本臨床リウマチ学会誌への投稿論文の仕上げや、
ずっと以前に書いて、国際疼痛学会の学会誌PAINへ投稿して没になった論文の手直しやらで
なんとなく忙しくなっていましたので、
線維筋痛症学会での研究発表の準備が遅くなってしまっていました。

けっきょく、夏休みを使って線維筋痛症学会の口演の抄録をまとめることになりました。

結構、嫌々やっていたのですが、終わってみると軽い達成感があって、
結構楽しかったなんて思ったりもするのが、妙です。

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未分類 | 13:27:36 | トラックバック(0) | コメント(5)
マイオセントリックについて
最近知り合った歯科医師とのやり取りで、私が作っているスプリントに似た治療装置に話が及びました。
 私が治療装置を作るための咬合位を決めると、すぐに患者さんの痛みが軽くなっていくことに興味を持ったのでしょう、
「山田先生の目指している顎関係とマイオセントリックは違うものですか?」
とたずねられました。

これに似た質問は以前にもたずねられたことがあるのですが、どのように答えれば理解しもらえるだろうかといつも悩みます。

私の治療装置で設定している顎関係は、とりあえずの名称としてVanishing Position=VPと呼んでいます。Vanishing Pointのもじりで冗談半分につけた名前ですが、後から考えてみると、意外に適切だと思える部分があります。

Vanishing Positionと名づけた理由は、その顎関係に誘導すると、アメリカリウマチ学会線維筋痛症分類基準の基準圧痛点が速やかに消滅、または軽減する位置だからです。

ではVPとマイオセントリックの関係はどうなるかということですが、マイオセントリックとは
国際顎頭蓋機能学会日本部会のHPによると
Jankelsonはマイオパルシングによって筋の不随意な収縮や、、咬合のインバランスなどによる異常な筋活動が排除でき、Myo-Monitorによって下顎が挙上して得られた下顎位(マイオセントリック)は、生理的下顎位であるとしました。
と言うことですので、両者を比較してみましょう。

まず、明らかに違う点は両者の定義の方法そのものです。
自然科学では用語は明確に定義されなければなりません。
定義によって、そのものと他のものを区別できなくてはなりません。
その観点からすると両者の定義に質的な差が有ることがわかります。

まずVPですが、その顎関係がVPであるかどうかは、
アメリカリウマチ学会線維筋痛症分類基準(=ACR FMクライテリア)の基準圧痛点をチェックすれば判断することができます。
そして、多くの研究調査の結果、ACR FMクライテリアの圧痛点の数は慢性疼痛の広がりと相関があるというエビデンスが得られています。

さて、マイオセントリックの第一の問題点は、マイオパルシングによって異常な筋活動が排除できるかどうかの保障がない点です。さらにいえば、異常な筋活動があるかどうかを確認する手段がなく、マイオパルシングに期待どおりの効果があったかどうか確かめようがないわけですから、たとえ、定められた手順によって決定したとしても、得られた顎関係がマイオセントリックであるかどうかは確かめようもありません。

マイオセントリックの定義そのものに問題があるために、マイオセントリックであるかどうかの特定ができないので、VPとマイオセントリックの関係を論じることそのものが無意味となってしまうのです。















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顎関節症 | 13:08:49 | トラックバック(0) | コメント(0)

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